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活動報告 No.149 Fusion360×Eagle×Elecrowが最高だった話。
カテゴリ: 未分類
こんにちは。Autodesk信者の3年高橋です。今回の更新で自分はブログ担当を引退し今後は完全に後輩の前田君が担当となります。なので最後に3年間の振り返り的な所感を書こうかと思います。

まずは先に表題の通りFusion360×Eagle×Elecrowについてまとめます。
「てめー、それロボ研の活動じゃ...」というツッコミもありそうですが個人的には二足歩行ロボット用マイコンボード[1](以下ボードを省略)より自作マイコンないし汎用マイコンを使った方が制御という側面ではいいのかなと思っています。

 制御とは「対象物の動作を目標とする動作になるように操作を加えること

この定義に基づけば「二足歩行ロボットをこけずに歩かせる」ということが制御に内包されていることがわかるかと思います。ただここで重要であるのは制御するのは対象物ではなく対象物の動作であることです。広義でいえば時間的な応答、すなわちダイナミクスです[2]これを扱うには微分積分などが必要になってきます。こうなってくると二足歩行ロボット用マイコンのGUIでは限界があるんじゃない?って話です[3]。

以上がマイコンごと作っちまおうぜって話の前振りです。

はい。具体的な方法に入ります。
Fusion360はご存知の通りAutodesk社の3DCADです。Eagleも2016年の買収を経てAutodesk社の回路CADとなりました。こういった経緯からFusion360とEagleの連携が可能となっています。

Fusion360の使い方はFusion360の使い方(リンクあり)が良いかと思います。手っ取り早く形を作りたい人は自分が作ったチュートリアルやってください。今一番キテるCADです。乗るしかないでしょこのビックウェーブに。


 Eagleの使い方は基礎からのプリント基板製作(リンクあり)を使いました。Eagleの本は他にもありますがこれが一番新しいです。前述のとおりAutodesk社から買収された以降アップデートを繰り返しているのでできるだけ新しい情報を参照すべきです。

Fusio360とEagleの連携は公式の動画見るのが良いかと思います。3Dデータから基板の外形をそのまま送り込めます。またその逆の基板から3Dデータを送り込むことも可能です。今のところは連携機能はまだBETA版であまり知られていません。


ElecrowへのEagleからの発注のしかたはHow to export gerber files from Eagle file(リンクあり)を参照しました。日本語じゃないとわからんわという方のためにも親切にHow to export gerber files from Eagle in Japanese(リンクあり)が用意されています。Eagleの顧客が日本に多いことが伺えますね[4]。注文からは1週間程度で届きました。中国はもはや国外ではなく国内です。「宛名は~で品名は~」の領収書くれとコメントをつけても領収書をくれないので発注の際はNote欄に自分で宛名と品名を書いてしまう方がよいかと。そのままそれを含めた紙っぺら1枚が領収書として同封されてきます。

実際に完成したもの
S_7047490732067.jpg 左上 基板図、右上 組図、下 回路図。機械系設計はFusion360で回路系設計はEagleで済む。これはAutodesk信者になりますよ。ちなみにプログラミング開発環境はVisualStudio。

手順としては3Dデータと回路図を同時並行に設計。んでそれらを完成させたうえで連携させ基板を設計しました。チームでやるなら3Dデータと回路図は分業してもいいかと。でも一人ですべてやった方が楽しいよ? 以上でFusion360×Eagle×Elecrowについては終わります。

3年間を振り返って
ヒュー研&ロボ研に入ったことは自分の興味関心を大きく変えたと思う。大学入学したては機械に興味があり、1年を通してそれがメカトロニクスに変わり、2年を通して電子制御に変わり、3年を通して制御工学に変わった。こういった興味関心の変化は座学ではなく実際にモノを扱うことにより得たことだと思う。今後はその興味関心を卒研等にぶつけられればと思っている。
 こういった興味関心の追及こそが学生の特権であり、そのための環境は社会的に保障されている。企業でいえば前述のFusion360やEagle、VsialStudioは学生なら無償で使え、国でいえば自分が大学2年で地球の裏側まで行けたことがあげられるだろう。残念ながら多くの人はこのことに気が付かない。また電大生はアニメ/ゲームで忙しかったり、稀ではあるが不幸にも彼女が出来てしまいロボットへの愛を失ってしまうケースもある[5]。「学生は興味関心を追求できる特権的階級にある」後輩にはこのことを意識して行動してほしいと思う。

では今後はブログの更新楽しみにしてます。
またどこかの大会で。

補足
[1]近藤マイコンよりはVstoneマイコンの方がモーション付けやすいし、センサーも豊富で応用がききやすい。ただし近藤サーボを使うと通信規格の問題で脱力できない。これを解決するためには大阪電気通信大学の関様が資料を作ってくれているので「近藤 Vstone 脱力」でggr。関様ありがとうございます。
[2]ダイナミクスとは機械では動力学、電気では動特性にあたる。制御の対象はダイナミクスなので経済なんかも含まれたりする。経営工学はたぶんそれ。
[3]数理的モデリングが出来たとしても現状のヒュー研の手加工モヤシ剛性機体ではおそらく制御不可能。そのためにもCNCを買うか買ってもらうべき。もっとも数理的モデリングとか云々の水準に達するまでには自主的な学習が必要。感覚でものを作るなら職人や芸術家と変わらない。
[4]設計は米国のAutodesk、生産は中国のElecrowと日本産業衰退をこの手で再現している。よくこの手の話をすると「日本は技術力があるのに価格競争で負けた」と言われるが、本質は「デジタル化によるモジュール型産業への移行とそれに伴う設計と製造の分離へ対応ができなかった」というビジネスモデルで負けたのが正しい。この点は米国のIntelやQualcomm、台湾のTSMCで説明がつく。
[5]苦しんで作るマイクロマウスより引用。作者からしたら「そこかよ!」と思うに違いない笑
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編集 / 2017.11.26 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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